電車や交通の利便がよく、東京で働く場合にもオフィスと自宅を行き来しやすい埼玉県ですが、東京都と埼玉県は違うところだらけです。
東京都と埼玉県を比較するポイントとして、利便性や交通網が比較されがちですが、住むことに重きを置くと一番の比較材料は土地の値段でしょう。東京都と埼玉県の土地の値段を比較するには都心部と郊外で土地の値段が違いすぎるため難しいですが、埼玉県の平均坪単価は15万円ほどに対して東京都の平均坪単価は109万円となっており、土地の値段は雲泥の差があります。
ここからは東京都と埼玉県それぞれの特徴を見ていきます。
■東京の土地の特徴
東京に住んでいて一番良いところというと利便性が良いことではないでしょうか。実際に東京に住むと車を持つ必要がないほど電車やバスなどの交通網がしっかりしており、どこへ行くにもアクセスに困ることはありません。加えて飲食店が揃っている、大きな商業施設や路面店も豊富でショッピングにも困らないなど生活に困ることはありません。
■埼玉の土地の特徴
東京と対照的に埼玉では、都心部には電車で数十分、場所によっては一駅で東京に行ける場所もあり、利便性では東京都変わらないと言えるでしょう。実際に埼玉県に住んでいる方からは、埼玉は自然が多く、治安も安定しており、子育てがしやすいという意見が多くありました。また東京より家賃が安いことやアクセスの良さから見ても総合的に住みやすいと言えます。
東京都と埼玉県の違いを比べる材料として、埼玉県に住むメリットを6つ挙げていきます。
・東京都より家賃が安い
・都心へのアクセスが整っている
・公園が多く子育て環境が良い
・大型商業施設が多い
・自然やレジャーが楽しめるスポットが豊富
・災害による被害が少ない
次に埼玉県に住むデメリットを4つ挙げていきます。
・通勤ラッシュを避けられない、また混雑により遅延する頻度が高い
・夏は厳しい暑さになる
・プロパンガスの賃貸物件が多い
以上が東京都と比べた埼玉県のメリット、デメリットです。ご自身がどこを重視し、どこに住みやすさを感じるかが重要で、『都心へのアクセスが良く家賃が安いところが良い』、『子育て環境が整っている街に住みたい』という方は埼玉県がピッタリでしょう。